ビジネス(保存20241111) 2024.09.252024.11.11 スポーツばっかりやってきた中3生。夏休みの序盤、アルファベットを覚えるところから勉強開始。10月には高校入試の共通問題、12月にはセンター試験の長文も自力で読めました。もちろん、全文スラスラとはいきません。でも、どんな英文も読めるという実感があるから、英語は、楽しい、好き、得意に。どうやって?そのノウハウが、ここにはあります。 質問・相談する 細かいことばっかりでは、つまらない。英文読解だって同じです。スポーツ。試合や練習よりも、プレイの仕方やルールの小テストを重視するチームがあるでしょうか。音楽。毎回の練習で、音楽の理論の小テストがあったら、続けられる人は激減するはずです。英文読解だって同じです。楽しむためには、小テストはいりません。まずは読むことを楽しみましょう。その方が、実力アップも早いんです。 日本の英文読解教育は、ムダが多すぎる冠詞|命令文|疑問文|過去形中1の範囲のこれら、学校・塾では、それぞれ1か月ぐらいかけて指導します。そして、文法問題の小テストも行います。スペルや変化を間違うと、減点もされます。本当にそれ、必要でしょうか。『読む』ためには、これらは知っておけば十分。たくさん読んで見慣れれば、入試問題だって解けるようになります。学校や塾が、こういう細かいことでも小テストをするから、日本の中高生は、英語が得意にならないんです。 [Step1]英文の構造を理解する 英文法 初歩所要期間 1~2カ月私たちは、まずは英語の構造、五文型から教えます。そして、単語5個ぐらいの英文から、5文型を指摘してもらい、和訳する訓練からスタートします。語数を増やしていく過程で、『前置詞+名詞』『to不定詞』『関係詞』などが出てきます。それぞれ、五文型を指摘できること、正確に訳せることを重視します。 [Step2]簡単な長文を読んでみる 英文読解 初級所要期間 1~3カ月中学で学ぶ文法事項をある程度把握したら、もう入試問題の読解に入ってしまいましょう。おすすめ教材は、全国の高校入試共通テストの英語長文です。やるべきことは、SVOCの指摘と正確な和訳です。辞書を見ても構いません。大切なことは、『全ての単語に役割を与えること』です。それが時間をかけずにできるようになったら、読解に必要な基本単語と文法構造は、もうほとんど見慣れた状態になっているはずです。とっとと次のステップに進んでしまいましょう。 [Step3]大学入試レベルの長文を読んでみる 英文読解 中級所要期間 2~3カ月高校入試の長文に慣れたら、一気に共通テスト(旧センター試験)の長文に取り組みましょう。英文のレベルが一気に上がるので、最初は少し時間はかかるかもしれません。とはいえ、やるべきことは高校入試の時と変わらないので、すぐに慣れます。この作業がスムーズにできるようになったら、次は、『辞書を使わないで読む』『返し読みをしない』など、テーマを決めて読解に取り組むことで、読む正確さやスピードの改善に取り組みましょう。 [Step4]難関校の長文を読んでみる 英文読解 上級時々でOK共通テスト(旧センター試験)の長文読解に慣れてきたら、東京大学・慶應大学など、特に難解な文章を読ませる大学の長文に取り組んでみましょう。これらの学校では、日本語訳を読んでも眠くなるような長文が出題されます。最初の頃は、1文やるだけでも、かなり時間がかかると思います。1日1文など、コツコツ取り組みましょう。これがストレスなく読めるようになれば、専門書などを除いては、世の中で、読めない英文はほとんどないはずです。 私たちの英文読解指導の特徴英文読解が苦手な受験生は、内容説明や和訳を説明させてみると、必ずと言ってもよいほど、「・・・て感じ」と言います。この『感じ』でごまかしているからこそ、実力が伸びて行かないのです。SVOCを正確に取る正確に和訳する正確にスラスラ訳せる語数を着実に増やしていく私たちは、受講生が『スラスラ』『正確に』訳せる文章を、着実に増やしていくことで、確実な実力アップを図ります。 おすすめ英文読解教材は、高校受験共通問題・センター試験もし英文法の基礎からやり直したいのであれば、例文が多い教材が良いでしょう。並べ替えや穴埋めはする必要がありません。SVOCを正確に取っていくことで、読解に必要な文法は身について行きます。そういう問題が多い教材は避けたいところです。英文読解の演習は、『高校受験共通問題』や『センター試験』の過去問から、全文長文和訳がお勧めです。いずれも、良質な長文が豊富に用意されています。演習材料には困りませんし、中古で安く買うことも可能です。 https://www.amazon.co.jp/dp/481562240X/